冬は別れと出会いの季節
お久しぶりです。ここに物書くの8ヶ月ぶりらしいですね。
その間色々とありました。大学が決まり高校生活も終盤に入ったのがやはりいちばん大きい出来事だったでしょうか。
10月に大学が決まって以降、よく飛行機を撮っています。特に好きなのはルフトハンザ。ドイツからお昼に2便が羽田にやって来ます。
そんな折、12月から羽田~ミュンヘン便(LH714/715)の機材がA340-600からA350-900になるとの発表が。台風21号一過の10月23日、北からの強風の中お別れをしてきました。これがタイトルの「別れ」です。
お別れをしたはずだったんです。
さて、12月になりまして、機材は予定通りA350-900に変更されました。
天気も落ち着いてきた12月6日、お初にお目にかかってきたのです。
新型機のまだ真っ白な胴体を見ながら、もうロールスロイス・トレント4発のあの轟音は聴けないのか…と一抹の寂しさを覚えつつ。これがタイトルの「出会い」です。
その夜。羽田からの帰路につき、ふとTwitterのTLを見ました。見覚えのある鶴のマークのアイコンが流れていきました。そのツイートにはA340-600の写真と信じられない一文が。
明日12月7日(木)に羽田を着発するLH 714/715便(ミュンヘン=羽田)は、機材繰りの関係でエアバスA350-900から #エアバスA340-600に機材を変更しての運航となります。何卒ご了承ください。 pic.twitter.com/PpXiKYPooQ
— ルフトハンザ (@Lufthansa_JP) 2017年12月6日
は?
ちょっと待ってくれ。先々月お別れをしたし、ついさっき新型機を撮って心の整理をしたばかりだぞと。でももう一度会えるなら。もう一度。
羽田、行くしかないよね!
そして翌12月7日10時53分。今日もLH714便がやってきました。遠くから見える細長い胴体と4発のエンジンが近づいてきます。
A340-600が本当に帰ってきました。ロールスロイス・トレント4発のあの轟音を響かせながら。信じられなくてちょっと泣きそう。日本へようこそ。久しぶりの東京はいかがですか?
たったの2時間ですが、楽しんでもらえたでしょうか。13時04分。折り返しLH715便離陸。今度こそお別れです。今度こそ。大きく右に翼を振って、一路ミュンヘンへ。
ダイヤ上、もうA340-600が日本にやってくることはありません。機種としてもこれから数を減らして行くでしょう。
でも日本が恋しくなったらまたおいで。展望デッキで待ってます。
そんな冬の別れと出会いでした。
勉強しろ